早死にする飼い方 第3位: 野菜を充分に与えない
ハムスターがかかりやすい病気は野菜不足により引き起こされることもあります。 ハムスターは雑食ですが、草食動物に近いので野菜を多めに与えたほうが長生きします。
ハムスターの理想の餌のバランスは、
- 良質なペレット 50%
- 野菜・野草 50%
- ヒマワリの種 1日2~3粒
基本的にはペレットと野菜が半々ですが、思った以上に多くの野菜を必要としていると覚えておきましょう。
ハムスターに与えるべき野菜
ハムスターに与えていい野菜と、与えてはいけない野菜はわかりにくいですよね。 以下にハムスターに与えていい野菜を一覧にしました。
- 小松菜
- チンゲン菜
- 白菜(芯など白い部分以外)
- 水菜
- ニンジン
よく洗って水分を拭いてから生のまま渡してください。
ハムスター用の野菜は冷凍保存しておく
ハムスター用の野菜を購入したけれど、どうしても余ってしまいがちです。
ですので、ハムスター用の野菜は、小分けで冷凍保存するのが良いでしょう。
冷凍することによって損なわれる栄養素は基本的にありません。 野菜を1食分ごとに分け、ラップに包み冷凍保存をしましょう。
そうすれば余らせて腐ってしまうこともなく長期保存できるようになります。 毎回1つ取り出して、自然解凍をするだけなので簡単ですね。
ハムスター用の野菜の冷凍保存の注意点
- 解凍したときに出る野菜の汁を無駄にしない
- 野菜はゆでない
早死にする飼い方 第2位: 温度・湿度の管理ができていない
ハムスターは温度変化が少ない地中に巣を作って過ごす動物なので、暑さや寒さなどの気温変化にとても弱いです。 体が小さいため、体温を調整するためのエネルギーも少なく、油断していると短時間で死んでしまいます。
30度を超えるような暑すぎる環境では、熱中症や脱水症状を引き起こします。 10度を下回るような寒すぎる環境では、ハムスターは冬眠をして、そのまま死んでしまいます。
ハムスターの適温は約20~26度なので、夏や冬はエアコンを使うようにしましょう。
温度調節の仕方: 夏
ケージの中の温度が27度以上になったら温度調節が必要です。
温度が27度~30度の場合は、ハムスター用の冷感グッズをケージ内に設置しましょう。
温度が31以上になってきたら、冷房を使用し20~26度程度を維持してください。 直射日光や冷風の風を直接当てないようにケージの置き場にも注意しましょう。
ケージ内の湿度が60%を超えたら除湿と掃除を徹底しましょう。
扇風機をつけて部屋の空気を循環させたり、除湿機をつけたり対策が必要になります。。 菌やダニが繁殖することで病気にかかることもあります。巣箱の中など、こまめに掃除をしましょう。 野菜などの食べ残しは放置せず、必ず回収しましょう。
温度調節の仕方: 冬
ケージの中の温度が19度以下になったら温度調節を行いましょう。
ハムスターは野生では巣穴に葉っぱをたくさん入れることで暖めようとします。 全身がすっぽりと埋まるくらいまで、ケージ全体にウッドチップ素材の床材を多く入れてください。
ハムスター用のパネルヒーターを使うのも効果的です。
15度を下回ったら、暖房を使用しましょう。 10度を少しでも下回ると冬眠して死んでしまう恐れがあるため、必ず使ってください。
早死にする飼い方 第1位: 肥満
多くのハムスターが肥満になっていますが、肥満は最悪の病気です。
肥満のデメリット
肥満になる原因
- おやつを与えすぎている
- えさの量を測っていない
- ハムスターの体重を測っていない
- 野菜不足
基本的に餌は体重の5~10%程度を毎日与えるのが理想です。 週に1回以上、体重測定を行うようにしましょう。そして、体重に合わせて餌の量を見直していきましょう。
まとめ
野菜不足は肥満や病気の元となります。ペレットと野菜を半々ずつ与えるようにしましょう。
餌は体重の5~10%を与えてください。週に1回以上は体重測定をしましょう。
ハムスターの適温は約20~26度です。エアコンなどを用いて、適温を保つようにしましょう。