今回は、家庭の胃ぐすり「レモングラス(ハーブティー)」の育て方について、私自身の失敗経験も踏まえて、初心者のつまずきポイントを含めて、詳しく紹介していきます。
- 虫は出るの?
- 夏や冬はどうすればいい?
- 土は何を使えばいいの?肥料は?
など、さまざまな疑問にお答えしていきますので、ぜひご覧くださいヽ(´▽`)/
- レモングラスとは
- レモングラスの栽培場所
- レモングラスの苗の入手方法
- レモングラスの植え付け
- レモングラスの水やりは、乾いたらしっかり
- レモングラスは虫対策がほぼ要らない
- レモングラスの収穫
- 胃腸の疲れに「レモングラスティー」の作り方
- レモングラスを使ったレシピを見る
レモングラスとは
レモングラスとは、レモンのような爽やかな香りが特徴のハーブです。
ドライハーブで作るハーブティー「レモングラスティー」もおいしいですが、自家製レモングラスで作るハーブティーは格別です。
味ももちろんですが、特に大きな違いは、胃腸への効き目です。
自家製レモングラスを使ったレモングラスティーは、即効性のある消化促進効果があり、胃もたれなどつらい胃腸の疲れを飲んだ途端に癒してくれます。
甘いものや脂っこいものをよく食べて、胃もたれで悩んでいる人には、レモングラス栽培が超おすすめです。
市販のドライのレモングラス(カルディ、enherbなど)もいくつか飲んでみましたが、胃腸を癒す効果はほとんどありませんでした。
自家製レモングラスじゃないと、枯れきってしまって効果がなかったので、再度自宅で育てています。
レモングラスの栽培場所
お茶の木と同様に、ベランダで育てます。
マンションなので、庭はなく、日当たりも少なめですが、それでも昨年問題なく育ったので大丈夫だと思います。
それに、ベランダなら虫対策もほとんど必要ないので、虫嫌いな人でも家庭菜園を楽しめます。
寒さには弱いので、気温が低い冬(11月〜3月)は室内で育てましょう。
この時期に外に出すと1〜3日で枯れてしまうので、必ず室内に入れてあげてください。
レモングラスの苗の入手方法
①ホームセンターや花屋で、【ポット苗】を購入する
やっぱり丈夫で健康な育てやすい苗といえば、ホームセンターや花屋で買う【ポット苗】だと思います。
季節によっては売っていないこともあるので、探すのには苦労しますが、この方法が1番確実でしょう。
お値段は、1株300円ほどです。
②メルカリなど通販で【抜き苗】を購入する
一生懸命お店を探すより簡単に見つかるのと、けっこう安価な商品があるので、「これからの買い物はメルカリで」という人もいるでしょう。
私は最近買い物はメルカリ派なので、レモングラス苗も試しに買ってみました。
抜き苗で土や根もほとんどなく、長い輸送時間で弱りきった今にも枯れそうな苗が届きましたが、2週間ほど経った今では元気に成長してくれています。
そのため、メルカリの抜き苗も、選択肢のひとつとして考えて良いと思います✨✨
どのような苗が届いたのか、成長の様子などを、写真でしっかり見たい人は、以下に載せてありますのでよかったらご覧ください。
お値段は3株700円と、ホームセンターで購入するよりも安価に購入できました。
レモングラスの植え付け
【ポット苗】を植える場合
- ポット苗の高さに合わせた鉢を用意して、植える場所をだいたい決めます。
- ポットから取り出して、鉢に並べます。
- ポット苗の土の高さに合わせて、「ハーブ・香草用の土」を同じ高さまでいれます。
「ハーブ・香草用の土」に、すでに専用の肥料が入っているので、肥料は入れずに土をかぶせるだけにします。
【抜き苗】を植える場合
- 鉢植えに深さ2cmくらい、鉢底石を詰めます。
- ハーブ・香草用の土を8分目くらいまでいれます。
- 根をしっかり入れられるくらいに、穴を掘って、レモングラス苗を入れ、穴を塞ぎます。
- しっかり馴染ませるように、底から水が流れるくらいに水をあげたら完成です。
「ハーブ・香草用の土」に、すでに専用の肥料が入っているので、肥料は入れずに土をかぶせるだけにします。
抜き苗の場合や、鉢植えが大きな場合には、水捌けを良くするために、「鉢底石」を入れましょう。
レモングラスの水やりは、乾いたらしっかり
毎朝土の様子を確認して、土が乾いていたら、たっぷりと与えます。
乾燥や暑さには強いので、水は少なめでも大丈夫です。
レモングラスは虫対策がほぼ要らない
レモングラスの栽培では、ほとんど虫が発生しないので対策しなくて大丈夫です。
ただ、レモングラスだからというわけではないのですが、土があるのでアリが巣を作る可能性があります。
花屋やホームセンターで買った直後や、1階で育てる人は気をつけましょう。
もしアリが発生した場合には、アリが通りそうな場所に【アリの巣コロリ】を置けば、2〜3週間でアリを撃退することができますよ。
レモングラスの収穫
くにゃっと曲がるくらいに葉が伸びてきたら、根元25cmほど残して、ハサミで葉を切り取りましょう。
レモングラスの葉の側面は、とても切れ味がよく、怪我をする恐れがあり大変危険です。
紙でシャッと皮膚が切れてしまうくらいには切れるので、なかなか危ないです。
面倒くさがって手でちぎることはせず、必ずハサミで収穫するようにしましょう。
レモングラスは成長が早く、ぐんぐん伸びるので、夏の間はたくさん収穫できますよ。
収穫した葉は、軽く洗って平皿に並べ、2〜3日かけて乾かします。
レモングラスの収穫の詳細は以下の記事でも紹介していますので、詳しく知りたい方はご覧下さい↓↓↓
レモングラスの収穫頻度
なんと夏場は、毎週収穫できますΣ(゚ω゚ノ)ノ
飲み飽きるくらいに、たくさん収穫できるのでレモングラスのレシピをいくつか覚えておくと良いですね。
胃腸の疲れに「レモングラスティー」の作り方
こちらの記事を参考にしてください↓
レモングラスを使ったレシピを見る
ブレンドハーブティー
お茶に飽きたら料理にも