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【はじめての投資】つみたてNISA初心者ガイド(口座開設~初購入)

投資を始める前に

3ヶ月分の生活費(生活防衛資金)は残しておく

「なるべく多く投資したい」と考えている方も、少なくとも3ヶ月分の生活費を確保しておきましょう。 貯蓄が全くない状態では、リスクの回避は困難です。倒産・病気など何らかの理由で収入が激減するかもしれません。収入が得られなくなる事態を想定し、3ヶ月間生活できるお金があれば、危機的状況を乗り越えられるでしょう。安心感は重要です。

余剰資金に合わせた投資の方法

投資に充てられる金額が決まったら、どのような方法で実践するかを考えましょう。 用意した資金に合った方法を選ぶと無理なく続けることができます。

30万円未満の場合

投資に使う金額が30万円未満の場合は、少額から始められる投資信託がおすすめです。 複数の投資家から集めたお金をまとめて活用する方法で、資産運用のプロが取引を行います。

運用をプロに任せられるため、初心者でも安心ですね。

30万円~100万円未満の場合

30万円以上の資金を用意できる方は、投資信託の一種であるETF(上場投資信託を実践してもよいでしょう。価値の変動をリアルタイムで観察しながら、売買取引ができます。

ETFの特徴は、1つのETFに投資するだけで、少額ずつ分散投資でき、元本割れのリスクを軽減することができることです。日本国内以外の様々な銘柄を見極めて運用したい方にもおすすめです。

今回は、はじめての投資のため、投資信託を選んでいきましょう。 次の章からは投資信託用の口座 = NISAについて学んでいきましょう。

つみたてNISAとは

NISAとは、投資信託用の口座のことです。 一般の口座では、資産運用で出た利益の20%が税金として取られてしまいますが、NISA口座では税金がかかりません。発生した利益はまるまる手に入れることができます。

つみたてNISA 一般NISA
投資方法 積立方式 スポット購入・積立方式
年間投資上限額 40万円 120万円
非課税で保有できる期間 20年 5年
対象商品 国が定めた基準を満たした投資信託 国内株式・外国株式・投資信託
レベル 初心者向け 上級者向け
コスト 低コスト 高コスト
おすすめの方 投資にあまり時間を割けない 自由に選んで投資したい

投資初心者の方は、まずはつみたてNISAから始めてみましょう。 次の章からは、動画を見ながらポイント内容をまとめていきます。

つみたてNISAの始め方

つみたてNISAの始め方を学んでいくうえで、とても参考になる動画があったので紹介します。

つみたてNISAの始め方のポイント

  • 1: 口座は、楽天証券 + 楽天銀行を使う
  • 2: 確定申告不要で選択する
  • 3: 楽天銀行から自動入出金されるようにする(口座開設完了後に必ず設定すること)
  • 4: 楽天FX口座は申し込まない
  • 5: 1週間後ログイン情報のお知らせが届くので、初期設定をする(マイナンバー必要)
  • 6: つみたてNISA申込書類(非課税口座開設申込書)が届いたら、書類を記入して返送する
  • 7: 1ヶ月後につみたてNISAの開設が完了するので、これにて完了

つみたてNISAの投資商品の購入

つみたてNISAの投資商品は投資信託投資信託とは、株や債券のデパートのようなもので、分散投資が手軽にできます。

例えば、1つの企業のみに投資をしていると、その企業がだめになった時の影響を大きく受けてしまいます。しかし、分散投資をしていれば1つの企業に依存することなく、安定して投資を行うことができます。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)」が人気

対象 基本投資割合
国内株式 12.5%
先進国株式 12.5%
新興国株式 12.5%
国内債券 12.5%
先進国再建 12.5%
新興国再建 12.5%
国内リート 12.5%
先進国リート 12.5%

最初の投資信託のおすすめは何?

下記3つに各1,000円ずつがおすすめです(月3,000円)。

ファンド 内容 リスク リターン
eMAXIS Slim米国株式
eMAXIS Slim全世界株式
株式100%(S&P500)
株式100%(オールカントリー)
eMAXIS Slimバランス 8資産均等型(株式と債券が50%ずつ)
三井住友・DC年金バランス30 債券重視型

最近は株式100%で運用する初心者が多いそうですが、上級者の方は株式100%はとても危ないと見ています。まずは自分のリスク許容度を把握することが必要で、そのためにハイリスク・ハイリターンから、ローリスク・ローリターンまで持ってみるのがよいでしょう。

投資信託は持っているだけでお金がかかる?

ファンドの管理費用の分だけ、年間費用がかかります。 しかし、1000円なら1円くらいなので、楽天カードを使えば、その分ポイントで帰ってきます。実質0円程度になるでしょう。

分配金はどうすればいい?

再投資にするのが良いです。株式の配当金のようなものですが、つみたてNISAの投資信託は分配金が出ない商品が多いのであまり気にする必要はありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか? こうして実際に勉強してみると、投資はそこまで怖いものでもないように思えます。

3ヶ月以上の生活費は確保しておいて、最初の一歩を踏み出してみましょう。