お茶といえば、紅茶と緑茶を思い浮かべる人が多いと思います。もしくは、ハーブティーやフルーツティーなどもありますね。
紅茶や緑茶にハーブやフルーツを加えたり、紅茶同士、緑茶同士をブレンドしたりする組み合わせはよく見かけます。
では、紅茶と緑茶をブレンドしたら?
今回は紅茶と緑茶をブレンドすると、どのような味や香り、色になるのかを調べていきます。
紅茶と緑茶のブレンド茶を作ってみた
LUPICIAの紅茶「ニルギリ」の茶葉を、瓶に入れました。
スーパーで買った緑茶のティーバッグを1個破いて、中の茶葉を紅茶に加えます。
軽く振って混ぜ合わせて、蓋を閉めて一晩。香りが落ち着いて、紅茶と緑茶のブレンド茶葉が完成です。
紅茶と緑茶のブレンド茶を飲んでみた
お湯を注いだ直後、緑茶の色が全体に広がりました。少し濁ってはいますが、緑色ですね。
そして、抽出すること2分。
紅茶とも緑茶とも言えぬ色。
味は、お茶漬けの素を入れた緑茶のような、何かのダシが入っているような緑茶の味に近いですね。お米食べたい。
温度が少し低めの95℃だったからか、緑茶が強めです。
和紅茶にも似ているかもしれないですね。とても柔らかな甘みがあるお茶です。
時間が経つと茶色が強くなっていき、一杯目を飲み終わる頃にはダージリンくらいの色になりました。
この見た目はもう完全に紅茶。
顔を近づけると緑茶の爽やかな香りが吹き抜けていきます。
飲み込むと和紅茶のような香り。舌に残る柔らかさは緑茶の感触です。とても面白い。
出涸らしが海に揺らめく海藻みたいで、どこか綺麗で好きです。磯遊びがしたくなりますね。
出涸らしにお湯を入れて、もう一杯。
茶葉が入ってしまいました。
少し渋みが強くなってきたようです。飲み込んだ後に、舌の上にざらざらとした茶渋が残る感じがあります。
渋めのダージリンに近いですね。これはこれで美味しいです。
紅茶と緑茶のブレンド茶まとめ
- 色は緑茶の色から始まり、徐々に紅茶の色に近づく
- 味や香りはダージリンや和紅茶に近い
- 出涸らしの見た目が海藻が揺らめく海のようで綺麗
- 変化があってワクワクする面白いお茶になる
これを読んでくれたあなたも、ぜひお茶の時間に好奇心そそる遊びを加えてみてください。
きっとお茶ライフが今以上に楽しくなりますよ。