LUPICIA「ホワイトクリスマス」は、美しい雪を描いた芸術的な茶葉、ナッツとミルクチョコレートの香りが最高なので、期間限定にせず、一年中売って欲しい紅茶というのが感想です。
「ホワイトクリスマス」は自分で完全再現したいと思えるくらい好きな紅茶です。
今回の記事は、「ホワイトクリスマス」の再現のための調査まとめなので、感想については以下の記事をご覧ください。
- LUPICIA「ホワイトクリスマス」と「ニルギリ」を比較
- LUPICIA「ホワイトクリスマス」の銀色は2種類のアラザン
- LUPICIA「ホワイトクリスマス」のミルクチョコレートとナッツの風味は香料
- LUPICIA「ホワイトクリスマス」の調査結果まとめ
LUPICIA「ホワイトクリスマス」と「ニルギリ」を比較
LUPICIAの「ホワイトクリスマス」は何の茶葉を使っているのかを調べるために、LUPICIAのノンフレーバードティーと比較してみましょう。
「ホワイトクリスマス」の茶葉は、インドとケニアの2種類の茶葉のブレンドです。
インドといえば、ミルクティー向けのアッサム、ストレートティー向けのダージリン、 フレーバーティー向けのニルギリなどの有名な茶葉があります。
「ホワイトクリスマス」はフレーバーティーなので、フレーバーティー向けの紅茶として有名なニルギリかもしれないですね。
では、「ホワイトクリスマス」と「ニルギリ」を比較してみてみましょう。
左の「ホワイトクリスマス」の茶葉と、右の「ニルギリ」を比べると、「ホワイトクリスマス」の茶葉の特徴がわかりますね。
「ホワイトクリスマス」の茶葉は、丸い茶葉、茶色の茶葉、緑色が残った茶葉の3種類。「ニルギリ」よりも全体的に色が明るめ。
これを見ると、LUPICIA「ホワイトクリスマス」の茶葉には、LUPICIA「ニルギリ」は使われていなさそうです。
しかし、アッサムCTCが使われている可能性は高そうですね。手に入れたら比較してみます
LUPICIA「ホワイトクリスマス」の銀色は2種類のアラザン
気を取り直して「ホワイトクリスマス」に使われている銀色の材料を見ていきましょう。
細かく探してみると、金平糖型と球体の、2種類の銀色のアラザンが入っていました。
ミルクティーを淹れるためにお茶液を作っていて気づいたのですが、この2種類のアラザンは溶けやすさが異なるようです。
お湯の中に入れて3分後、金平糖型のアラザンは、中の砂糖が溶けて、銀箔だけになって浮いています。
それに対して、一般的な球体のアラザンは、そのままの形を維持し、溶けた様子はありませんでした。この差は面白いですね。
小さな球体のアラザンは、製菓用品でよく見かけるシルバーアラザンですね。1mmか、2mmサイズでしょう。
金平糖型の銀色の材料は、ずっと銀色の金平糖だと思っていましたが、「ボンボンシュガー」という金平糖型のアラザンとであることがわかりました。
容量が多いので、お値段は高めですが、楽天で「ボンボンシュガー」の購入ができるようです。
店舗は浅草の近くの合羽橋にあるようなので、近々手に入れたいと思います。
LUPICIA「ホワイトクリスマス」のミルクチョコレートとナッツの風味は香料
ミルクチョコレートとナッツが織りなす、甘く香ばしい焼き菓子をイメージした紅茶とのことですが、原材料にはナッツもチョコレートも入っていません。
そのため、ナッツとミルクチョコレートの香料は確実に入っているでしょう。
ミルクチョコレートの香りは、ココアバター+ミルクの香りで表現されるので、チョコレートフレーバーとミルクフレーバーがあればできそうです。
LUPICIA「ホワイトクリスマス」の調査結果まとめ
- 茶葉は、丸い茶葉、茶色の茶葉、緑色が残った茶葉の3種類
- 茶葉は、インドとケニアの茶葉
- 茶葉は、LUPICIA「ニルギリ」ではない
- 茶葉は、ルピシア「アッサムCTC」が使われていそう
- 銀色は、ボンボンシュガーと小さな球体の2種類のシルバーアラザン
- 香料は、チョコレートフレーバー、ミルクフレーバー、アーモンドフレーバーが有力候補
- その他の材料に、炒り米やナッツなどは不要